なんだかんだで、もう年の瀬に入ってきました。一年間の振り返りとかやってみようと思ったのですが、いろいろと時間が足りない。来年中は日記含めアウトプットを増やしていきたいと思います。
2015年から友人に誘われてリアル脱出ゲームに参加するようになりました。ある状況に閉じ込められて、そこからパズルとかいろいろな謎を解いて脱出する体感型ゲームです。脱出成功率は20%から30%くらい(難しい物だと10%台まで落ちます)なので、まあ、ほぼ脱出失敗するのですが、謎の出し方とかストーリーの組み立て方とか人を熱中させる仕組み作りが本当にうまい。
今回は2016年にプレーした公演の中から良かった!面白かった!と思えたベスト3を書いていきたいと思います。
○第3位:忘れられた実験室からの脱出【再演】
マッド博士が作り出した実験室に入り込んだとき侵入者と見なされ抜け出せなくなってしまう。そこに残されているのはいくつかの謎と一体のアンドロイドのみ……
たぶん、なかなか再演は難しいので、もう一回あるかどうか。最後の謎が美しくて、答えを聞いた瞬間、感動した(悔しかったりもしたけど)。何を書いてもネタバレになってしまうので、とにかくあと1回でもあったらやってくれとしか言いようがない。
○第2位:僕と勇者の最後の7日間(再演)
1冊の本に吸い込まれ、旅の勇者となりドラゴンを倒す脱出ゲーム。再演では道玄坂ヒミツキチラボではなく後楽園に移ったため、面積も広く、そこが非常に良い方向へ転がった作品(と個人的には思う)。
キャストの人たちとの掛け合いが面白く、RPGの世界に入り込んだようで本当に面白かった。ドラゴンクエスト 竜王の迷宮がRPGをプレーしている気分なら、こっちは本当にRPGの世界で生活している気分になれる。
これも再演が難しいのではないか、と思える作品。再演されたらぜひ、やっていただきたい。
○第1位:君は明日と消えていった
亡くなったはずの幼なじみから一通の手紙が届き、その願いを叶えるために謎を解いていく話。もう最初から最後まで完璧に青春時代に戻れるような仕掛けを施してあり、リアルに「物語」を体感できる。あまりにも感情移入度が高すぎてリピーター公演とかもやって、言葉に出来ないくらい楽しかった。
他のリアル脱出ゲームだと世界観になじむため、ある程度の時間が必要なんだけど、この公演に関しては最初から没頭してしまった。あまりにも素晴らしい傑作。
こちらは2/4までやっているので、是非是非、体験してほしい。リピーター公演も是非。
○リアル脱出ゲームやったことないよー、という首都圏在住の方向けには
地下鉄の謎が1月末までやっているので、こちらを体験してみるのも良いかも。
東京メトロを一日乗り回して各所の謎を解き明かしていくゲーム。制限時間がないので、疲れたら一休みしたり自由に回れます。
○まとめ
こうやって振り返ると僕はヒミツキチラボの作品が好きなんだな、と分かりますね。
今、楽しみにいるのは「不思議な晩餐会へようこそ」
プロジェクションマッピング×リアル脱出ゲームということで楽しみにしています。
あと、SCRAPなのですがリアル脱出ではなかったので選外にしましたが、個人的に面白かったのは「片想いからの脱出」
通常の脱出ゲームはスマートフォンを一切使わないのですが、これはもうSNSを駆使して片想いの女の子と仲良くなっていくということで、これも「非日常」の体験。
リアル脱出ゲームからはいろいろと良いインプットをもらえたので、来年のアウトプットに活かせると良いなあ。(直接的なものだけではなく、間接的に非日常を体験してもらうとか総じてワクワクしてもらうためにはどうすれば良いかというところ)
来年もよろしくお願いします。